2012年09月09日

『カルメン』感想

メリメ作、杉捷夫訳『カルメン』(岩波文庫,ISBN:4-00-325343-4)を読みました。

ビゼー作曲の同名のオペラの原作にあたる作品ですね。
オペラの『カルメン』には前奏曲をはじめ、「闘牛士の歌」「ハバネラ」など、誰でも聞いたことのある有名な曲がいくつも含まれています。
私はブラウザこそ Opera を使っているものの、実際にオペラを鑑賞したことはありません。いつか鑑賞してみたいものですね。

以下、ネタバレ注意!


posted by ちんぺい at 18:18 | Comment(0) | 読書感想文

2012年09月03日

『死刑囚最後の日』感想

ユーゴー作、豊島与志雄訳『死刑囚最後の日』(岩波文庫,ISBN:4-00-325318-3)を読みました。

『レ・ミゼラブル』を書いた人の作品で、死刑制度に一石を投じた作品のようです。
そういえば、大学の頃に左翼思想に染まった教授が薦めていた記憶があります。
もっとも、私の場合、そうした左翼思想から手に取ったたわけではないのであって、本が薄いので電車の行き帰りに読みやすかったのと、裁判や刑罰の描写に興味があったからです。

むしろ、私は死刑制度には賛成だったりして。

以下、ネタバレ注意!
posted by ちんぺい at 22:54 | Comment(0) | 読書感想文

2012年09月02日

『緋文字』感想

ホーソーン作、八木敏雄訳『緋文字』(岩波文庫,ISBN:4-00-323041-8)を読みました。
といっても、読み終えたのは、多分、4月頃だった気がします。しばらくブログをつけていなかったので、感想を書いていませんでしたが、この作品はとても面白かったので、記事にしておこうと思います。

もっとも、『緋文字』ですが、読み始めは非常に退屈なものでした。
物語の序章として「税関」という社会風刺が収録されているのですが、これがつまらないのなんの。
この社会風刺、実に60ページにも及んでいるのですが、同時代を生きていない私には、それが的確な風刺なのか、的外れなのか、さっぱりわからないので、居酒屋で隣り合わせたよその会社のおっさんの愚痴を延々と聞かされている気分になります。

ただ、この社会風刺ですが、作者自ら「そっくり省略しても公共の損失にはならず、本にとっても命取りにはならない」と言っているくらいなので、もしも『緋文字』を手にとって、私同様、つまらないと思われた方は、迷わずに読み飛ばしてください。
物語の方はとても面白いので、「税関」で力尽きてしまってはもったいないですから。
さてさて、その肝心の物語はといいますと――。

以下、ネタバレ注意!
posted by ちんぺい at 02:19 | Comment(2) | 読書感想文
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